神奈川県では新型コロナ感染者が過去最高の人数になってしまいましたが、皆様体調などお変わりありませんか?
オミクロン株は感染力が強いとのことですので、くれぐれもお気をつけ下さい。
茅ヶ崎市内東海岸北の高砂緑地に建つ茶室・書院「松籟庵(しょうらいあん)」をご存じですか?

<画像:itot住みたい街がきっとみつかるエリアガイド>
平成3年11月3日に開館して以来、茶事および茶道の研さんの場として広く市民の皆さんが利用できる茶室です。
令和3年11月には30周年を迎えたことからこれを記念し、令和4年2月27日(日)に茅ヶ崎市民文化会館小ホールで「映画上映会・講演会、呈茶」の開催が予定されているそうです。
開催に当たりましては、茶道と共にある日常を描いたエッセーが映画化され大反響を呼びました「日日是好日」の原作者である森下典子さんをお招きし、茶道の魅力を広く紹介していただくほか、気軽に参加していただける呈茶席も設けるそうです。
松籟庵は平成元年、岩田孝八氏(スーパーマーケットチェーン「長崎屋」の創設者)のお母様が亡くなられた折りに、「生前の70年間、茅ヶ崎市にお世話になったお礼に、末永く茅ヶ崎に残る有形物を」と1億円を市に寄贈されたことをきっかけに建設することとなり、あわせて日本庭園の整備も行い、平成3年の文化の日に開館しました。

<画像:itot住みたい街がきっとみつかるエリアガイド>
建物は、茶室と書院を渡り廊下で結ぶつくりで、茶室は京都にある裏千家の代表的な茶室である「又隠」(ゆういん 国指定重要文化財)を、書院は表千家不審菴の「松風楼」を写しており、茶事を行うことができる本格的な施設です。
日本庭園は、旧原別荘(松籟荘)時代に作られた庭園をそのまま生かしています。廻遊式の純日本庭園で、泉池・築山・石橋・梅林などが配され、築山の頂きには、奈良・薬師寺の三重塔を忠実に模した十分の一サイズの小塔が据えられています。庭園の周囲に広がる松林とも巧みに調和が図られ、見事な景観を作り出しています。
園内をめぐると、点在する石灯籠が目を引きます。これらは、造園に際して原安三郎氏と親交のあった政財界の人々から贈られたものといわれ、姿・大きさの異なるたたずまいが庭園に興趣を添えています。ほかにも松尾芭蕉や小林一茶の句碑があり、これらの石造物をたどりながら散策するのもこの庭園の楽しみのひとつです。
新春の梅、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色-四季折々の表情も豊かで、市民の憩いの場として広く親しまれています。
新型コロナウイルスでストレスが溜まる生活を強いられてしまっていますが、ゆっくりお茶を飲んで心を休めてみてはいかがですか?
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
<カットハウスルートワン>
〒253-0043
神奈川県茅ケ崎市元町5-3 エスポワール ミタ1F
営業時間 9:00~19:30
TEL 0467-87-5820
<カットハウスピエロ>
〒253-0043
神奈川県茅ケ崎市元町5-28
営業時間 9:00~19:30
TEL 0467-58-0006
◇公式ホームページ
http://route1-pierrot.com/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
この記事へのコメント